作ったんはいいんだけどさw

はいはいどーも、ツキさんでーすww

ラングドシャ、作ったんはいいんだけどさ。

賞味期限一日持たない感じだったから、急遽、余った材料とチョコチップ使ってクッキー作ったったww




↑ラングドシャ

↓チョコチップクッキー


リア友とかはこれでいいんだけどさ、そういや読者さん(未だに固定客さんとかついてくれてるか把握してなくて申し訳ないんだけど)の分どないしよ……とか思ったんで、ちょうどネタも降ってきたから、感謝の気持ちのチョコレイト代わりにワンシーンだけだけどうpしまーす(。・ω・。)ノ


……かなーり、人を選ぶような内容かもしれんが、まぁ、いつものことと思って笑って許してくれるとありがたいなww


***


 「あんた、センスないわね」

 徐に俺の手元を覗き込んだ義姉はそう呟いた。ふっと彼女の吐息が俺の耳を擽る。唐突なその感覚にどきりとした俺が何かしらの反応を返す前に、義姉は素早く俺の持っていたボウルを引っ手繰った。

 「こういうのは慣れないうちはへら使ってやるものよ。私は慣れてるから泡立て器でもできるけど」

 手早く泡立て器から木べらに持ち替えた義姉は、ボウルの中に入っていたバターを木べらで練っていく。左腕でボウルを抱え、上体を少し斜めに傾けて木べらを繰る様にどこか艶を感じて、俺は彼女に暫し見入っていた。大して力が入っていないように見えるその白い手が動く度に、彼女の体も艶かしく揺れる。それは酷く煽情的で、背に何かがぞくりぞくりと這い上がってくるような感覚が、俺をおかしくさせていく気がして、しかし、俺は彼女の姿から目を離すことができないでいた。

 さらり。彼女の黒く滑らかな前髪が揺れた。白く嫋やかな手が、それを払い退けて再び木べらを握った。また、作業が再開された。

 「次。次は?何入れんの?

 「……あっ、えっと。次、粉糖入れろ、って」

 一瞬、何を言われたのか分からなかった。慌ててレシピ本を引っ張り出して言えば、じゃあそれ二、三回に分けて入れんのよ、と言って義姉はその白い手を振って去っていった。残されたボウルには、クリーム状になったバターと木べらだけが残されていた。

 は、と知らず詰めていた息を吐く。義姉に言われた通りに粉糖を分量の三分の一程度入れて、木べらを手に取る。俺はつい、手に取った木べらをまじまじと見つめた。さっきまで義姉が握っていた部分は、ほんのりと温く、また俺を酷くおかしな気分にさせようとする。

 「ちっ」

 舌打ち一つでその気分を振り払い、俺は黙々と作業を進めた。チョコレイトを混ぜた生地を纏めて、スプーン半量を目安に天板に生地を落としていき、予熱しておいたオーブンに天板を入れて。

 焼き上がりを待つ間に後片付けを進めようと、空になったボウルと木べらに手を伸ばした時、またふらりと義姉が現れた。俺の使っていたレシピ本を白い手が取り上げる。

 「あんた、ビターチョコが好きなんだっけ」

 ちらり。流し目ひとつ。

 何か探しておくわね。そう言って義姉が立ち去ったのを眺めながら、俺は溜息を吐く。

 ああ、あんたって、本当に罪なヒトだよ。


***

……如何でしたでしょーか。割と真面目に反省してます(真鯛)

いやね?本当は料理してる女性って綺麗だよなー、って話にしようとしてたんだけど、この義姉弟が色々とやらかしたwww

まぁ、この初っ端の発想の段階でちょっと変態的だったってのは認めるし、相手が義姉の時点で、もう、ね、まぁ色々あかんかったな、って、反省はしてる。

後悔はしてない(`・ω・´)

ってわけで、俺からのちょっと早いバレンタインのプレゼント(?)でしたww

ツキナギ発狂日誌

法政大学多摩キャンパスに通う凸凹だけど中身はよく似たツキとナギが綴る日々の(発狂)日誌。

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