イソップ物語

 ナギ イソップは奴隷だった。ここ最近の一番の驚きの事実です。


  初めましての方もそうでない方もこんばんは!どうも、ツキナギの後の方、ナギで御座います。いかがお過ごしでしょうか。


 さてさて、冒頭のお話に戻りますが……「アリとキリギリス」「北風と太陽」「酸っぱい葡萄」等々を創り出したイソップは奴隷だったという説があるそうなんです。皆さんはご存知でした?因みに、イソップはものすっごく醜かったっていう話もあるんだとか。(それも報道規制がかかるほどには) まぁ、実際の肖像画とされる画ではそうでもないとも言われていますがね。


 何でこんな話をしているかって言うと、たまたま手に取った本がイソップについての本だったからなんですよね。元々、イソップは好きだったし、星新一のアレンジ版もお気に入り。その縁で読んでみたら……驚きの連続。イソップが奴隷⁈イソップは紀元前の人⁈ウソォ!!と叫びながら読み進めている今日この頃です。


 そうそう。その本によると、かの有名な「アリとキリギリス」って本当は「アリとセミ」だったらしいんです。

 確かに、言われてみれば秋の虫であるキリギリスが夏の間に歌を歌って呑気に過ごしてる……ってのはつじつまが合わないんだよなぁ。それだったら、夏の間に鬱陶しいくらいに歌ってるセミの方が理論的にはあってる。……気付かなかったことにちょっと悔しさはあるけれど。


 とかとか。本を読みながら、唸ったり、そういえばそんな話もあったなぁって思ってみたりとか、知らない話がある!ってワクワクしてみたり。子供でも知っているイソップでも、まだまだ知らないことが多いんだなぁってしみじみ思いました。

 皆さんももう一度じっくり読み直してみませんか?何気にグサッてくるモノもあったりしてなかなか楽しいですよ?


 なーんて行ってみる今日のツキナギ発狂日誌・ナギ部門で御座います。読書する楽しさ、多くの人に知ってもらいたいものです。最近では読書をしない人が増えていて……星新一を知らない大学生に会った時は心底愕然としました。手の届く身近な本でもいい、イソップみたいな幼いころに読んだ本ーはっきり言って絵本でもいいと思います。そうして少しずつ色んな本を読んで欲しい、なんて思いますね。

 まぁ、僕もまだまだ少ししか本を読んでいませんので、偉そうには言えなかったりしますけど(笑)


 とまぁ、こんな感じで。いかがだったでしょうか?単純にイソップの話をするはずがいつの間にか説教じみていたことはご容赦を。コメント等々、お待ちしております。それではまたお会いしましょう!ツキナギ発狂日誌・ナギ部門、これにて閉幕……!


 追伸:読書をされる方々へ。最近僕が出会った中で胸にグサッと来た言葉を贈ります。

 「読書する暇潰し屋を私は憎む。あと一世紀も読者なるものが存在し続けるなら、やがて精神そのものが悪臭を放つようになるだろう。誰もが読むことが出来るという事態は、長い目で見れば、書くことばかりか、考えることまで腐敗させる」

ツキナギ発狂日誌

法政大学多摩キャンパスに通う凸凹だけど中身はよく似たツキとナギが綴る日々の(発狂)日誌。

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