何とはなしに呟きたかっただけなんだが(笑)
「『しね』って言葉は、なんか暴力みたいだね」
そう言って、普段は滅多に表情を動かさない、僕の好きな子が自嘲するように笑ったものだから、僕はちょっと困った。ちょっと困って、ちょっと悩んで、言葉を探した。
「『お星様になって、空からわたしを見守ってくれませんか』って言えば、ロマンチックな言葉に変わるんじゃないかな」
ぶっ、っと吹き出して屈託なく笑った好きな子の顔を、僕は今でも忘れない。
***
……ワンシーンだけ思いついたから書いてみた。
この片思い?が成就したのかどうかとかは知らん。ご想像にお任せします、ってな。
「死んだら星になる」って発想はギリシャ神話が由来だったと思うんだが、俺はそんなに好きじゃねぇな。星になって、好きな誰か?を見守ったとして、でもそいつの大事な時に何もしてやれねぇ、結局見てるだけ、なんてもどかしいったらないと思うぜ?それだったら生まれ変わってでも助けに行きてぇ。それか幽霊にでもなってポルターガイストとか起こしてみるとか?
……なんてな。真面目な話はガラじゃねぇわ、やっぱりw
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